特定健康診査について

健康診断の中には、特定健康診査といわれるものがあります。健康診断は自分の健康状態について知るのに、欠かせないものです。ここでは詳しく特定健康診断がどのようなものであるかについて、調べてみましょう。

 

特定健康診断とは?

特定健康診断とは、いわゆるメタボ健診のことです。メタボリックシンドロームといって、肥満のために健康を害する可能性がある状態を知るために、行われる検査です。

 

特定健康診断の背景

今日本は、高齢化社会となっています。そしてこれからも高齢化はどんどん進んでいくことが予想されます。このような高齢化の急速な進展に伴い、病気の中でもがん、虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病等が増えてきているのです。死亡の原因ともなっている生活習慣病を、多くの人が抱えるようになっています。
そんな状態を解消しようとしてはじめられたのが特定健康診断です。生活習慣病を発症前の段階で発見しようというものです。生活習慣病が発症する前の状態を、メタボリックシンドロームといいます。日本語では内臓脂肪症候群といいます。
メタボになっていると考えられる人は、生活習慣病になる可能性が高いのです。とくに隠れメタボのような状態である人は、一見普通の体型のために発見が遅れてしまうことがあります。そのために生活習慣病になってしまっている人もたくさんいます。それら予備群と考えられる人に、喚起をするために行われています。

 

特定健康診断の検査項目

国民の、生涯にわたって生活の質の維持・向上のために行われるようになった特定健康診断。検査によって糖尿病、高血圧症、脂質異常症等の発症を予防してくれます。
検査項目としては、血液検査によってコレステロール値を調べていったり、肝機能を調べ、血糖値を調べていきます。また尿検査や心電図などを使って、より詳しく調べていきます。
生活習慣病については、まず自分は生活習慣病になるリスクを意識して、生活を改善することから始めなければなりません。特定健康診査の実施によって、メタボリックシンドロームとして該当した人、または予備群となった人に対しては、特定保健指導が行われていきます。これによって、生活を見直して病気を改善するように指導されます。特定健康診査は将来の病気の可能性を低くするために役立つ検査であるといえます。